毎日が重要な一日

今週ご紹介する英語名言は、アメリカの演劇評論家アレクサンダー・ウールコットのものです。


"There is no such thing in anyone's life as an unimportant day." (Alexander Woollcott)


ヒント:

(no) such thing as ~ = ~というもの(などない)

unimportant = 重要[important]でない,取るに足らない


というわけで、日本語にすると・・


「誰の人生においても、取るに足らない一日などない」


今日は何も特別なことのないただの日だからと、惰性で過ごすのはもったいないですよね。

どんな過ごし方をしても、24時間は過ぎ去ってしまい、取り戻せませんから。


でも、一生懸命に過ごしても、やはり何も特別なことはなかった、退屈だった、ありきたりの一日だった・・そう思うことはあります。


それどころか、失敗したり、病気になったり、損害を被ったり・・散々な一日だったということだってあります。


でも、きっとそれも無駄ではありません。本人さえ選択すれば、それもまた将来の成功や現在の学びにつなげることができるでしょう。


朝ドラ『まんぷく』の立花萬平は、これまでの放映分だけでも、幾度も不当逮捕され、自宅と家財を差し押さえられなど、散々な経験をしてきました。


このドラマのモデルであり、実際にこれらの経験をしてきた日清食品創業者の安藤百福は、こんなことを言っています。


「即席めんの発想にたどり着くには、48年間の人生が必要だった。過去の出来事の一つ一つが、現在の仕事に見えない糸で繋がっている」


安藤にとって、その48年間は無駄でも取るに足らないものでもなく、インスタントラーメンの発明や事業の成功という夢の実現につながる重要な日々だったようですよ。


でも、それは、安藤がそれまで精一杯に生きてきたから。何が起こるとしても(あるいは、何も特別なことが起こらないとしても)、今日という日は人生において重要な日なのですから、大切に生きたいですね。


May Your Dreams Come True!

「夢」を夢のままで終わらせない 人生の脚本作り!